社員紹介
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杉原祥平バークレイズ・キャピタル証券株式会社 自分が扱う情報には責任を持て。 • 入社のきっかけについて教えてください。 |
京都大学の大学院では建築を学んでいました。もちろん建築という方向での就職活動も行い、内定も貰うことができました。しかし、同年代の友人で日本銀行に入社した人がいて、その人からの話を聞いているうちに、金融も面白いと思えるようになったのです。せっかく学生時代の専攻とはかけ離れている業界を見るのなら、国内企業よりも外資系企業の方が面白そうでないか。そんな好奇心をもとに就職活動するなかで、出会ったのがバークレイズでした。ここは、事業内容や企業規模、あるいは社内制度などが決め手となったわけではありません。一番の理由は、人でした。今の私の上司にあたる人ですが、この人と一緒に仕事がしたい。この思いが全てでした。とはいえ、学生時代に学んできたことと、全く違う分野に進むということでの不安感が、なかったかと言えば嘘になりますが、例え建築の分野に進んだとしても、学生時代で学んだことが、社会でそのまま活かせるとは限りません。企業に入れば、どんな分野であろうと、一から勉強しなければならないことがほとんどのはず。それならば、自分でも頑張ればなんとかなるだろうと、発想を切り替えました。またバークレイズは、時間がない中でも、しっかりとフォローアップしてくれるというイメージがありましたし、若いうちに自分を鍛えることができるとも、感じました。
• 現在の仕事について教えてください。
ストラクチャリングという業務が私の担当になります。これは簡単に言えば、商品企画、商品開発といった意味合いの業務です。建築をやっていたこともあって、モノを作るということには興味がありました。商品開発というと一般的には、新しい商品を作ってそれを社内へとはかり、セールスを通じて世に問うという側面があるわけですが、純粋に商品だけを見ているわけではありません。トレーダーやセールスといった人たちの調整役という側面も持っています。例えば、セールス同士のコンタクトではできなかったディールをまとめあげて、大きなディールに仕立てるとか。単発では成立しないディールを、まとめればこんなことができますと提案したりとか。セールスやトレーダーの良きブレーンとして機能することも、大切な側面です。時には顧客に出向き、直接説明をする場面もあります。自分がまとめあげた商品や、顧客に説明した商品が大きなディールにつながった時は、手応えを感じますね。発想の柔軟さが求められる仕事でもありますから、バークレイズのように、社内の雰囲気がフランクで、セールス、トレーダー、そしてストラクチャラーが、とても話がしやすい雰囲気であることは、大きな強みだと感じています。私が学生時代学んでいた建築は、金融という世界とは全く接点のない技術領域ですが、論理的に物事を考え、具現化するという点では共通項があります。建築はデザインという要素から語られることも多いのですが、実際は膨大な理論を積み上げて作られているものなんです。私の学生時代の担当教授は、「〜的な」とか「〜な感じ」といったあいまいな表現に対して、厳しく指導してくれる人でした。今になって、その教えをありがたく思っています。
• 印象に残っている仕事上のエピソードについて教えてください。
入社して間もない頃ですが、ロンドンから来た資料を翻訳して送るという仕事を与えられたことがありました。私は単純に文書を翻訳し、上司のチェックを受け、ロンドンに送ったのですが、後からその文書の内容について上司から質問を受けた時に、私は答えられませんでした。ただ単に作業として翻訳しただけでしたので、中身まではよく理解していなかったのです。作業をしながらも、私自身、あいまいなところもいくつかありました。その時に上司から言われたことは、「どんな情報であれ、自分を通過する以上は、責任を持つこと。ストラクチャリングという部門は、どこよりも情報を正しく把握していなければならない部門であるだけに、自分を通過する情報に対しては、自分が理解できるまでは、次にまわしてはいけない」と。厳しい指摘ではありますが、入社間もない私を、それだけプロとして見てくれているということが、とてもうれしく思いました。「チェックするのは、君の仕事。何かあって、最終的に責任を取るのは、僕の仕事だ」と。そういう上司と一緒に仕事ができることを誇りに感じています。この先、自分が金融業界の中でどう生きていくのか。まだ明確なビジョンを持っているわけではないのですが、いずれは、セールスやトレーダーなど、いろんな部門を経験してみたい。そういった経験を経て、またストラクチャラーの仕事に戻ることがあれば、いろんな立場や、それぞれの視点が理解できて、より顧客ニーズに合った商品を作ることができるのではないかと感じています。とはいえ、まだまだスタートしたばかり。今は、この仕事で少しでも自分だけの価値を作っていけるかという点について真剣に取り組んでいます。自分なりの考えを、どう具現化できるか。奥が深い仕事だからこそ、大きなやりがいがあると感じています。



